マリン教室長平井です。
今日は嬉しいお知らせです。
福島から、宮城県の公立中高一貫校の仙台二華中に挑戦した小6生の女の子が見事合格を果たしました!!
小学4年生の時に、宮城から福島に引っ越してきて、ご縁を頂戴し、一緒に取り組んできました。
いよいよ受験学年となった今年。コロナ禍の中、学校休校中は、ピンチをチャンスに変えるべく、午前中からオンラインでマンツーマンで問題に取り組みました。
受験直前は、授業のある日は授業後残って自習し、授業のない日も教室に来て自習に取り組んでいました。
仙台ならば、同じ学校を希望する仲間がいて、その仲間と切磋琢磨しながら取り組むことも出来たでしょう。
でも、彼女がいる地は福島。時折、仙台のマナビのマキバ教室とオンラインで繋がることはあっても、基本的には孤独な戦いです。
誰もいなくなった教室で、たった一人自習に取り組む姿は、孤高な挑戦を感じました。
それでも、彼女から弱音を聞いたことはありません。
彼女の夢は、産科医になること。厳密に言えば、「産科医になること」ではありません。「産科医になって、多くの人の助けになりたい」という崇高な目的があります。
「二華中に合格すること」が目的ではなく、「産科医になること」がゴールではなく、「多くの人の助けになること」が目的で、そのために「二華中に進みたい」という想いが彼女を支え、その彼女をご両親が暖かく見守り支えてくださったから、弱音を吐くという選択肢がなかったのだと思います。
ご挨拶に来てくださったご両親から、転校間もないときは、友人関係で悩んでいたとのことをうかがいました。恥ずかしながら初めて知りました。
いつも明るく、楽しそうに学ぶ姿、お友達と楽しそうに話す姿から、全くそんな様子は感じませんでした。
「そんな時にアビリティのお友達や先生方と学ぶことが本当に楽しくて、アビリティが彼女にとって大変救いになっていたんです。」
何とありがたい言葉でしょう!
我々が何をしたわけではなく、彼女の周りのお友達が、学校という垣根を超えて関わってくれたおかげですね。
大変な逆境の中(ひょっとすると本人はそう思っていないかもしれませんが笑)、約4倍の倍率を乗り越え、夢へ向けた第一歩を踏み出した彼女。
心より、おめでとうございます!!
そしてこうした素晴らしいご縁と機会を頂戴しておりますこと、心よりありがとうございます。