能力開発講座　速読 - 総合学習室アビリティ

速読とは、『斜め読み』や『飛ばし読み』といった概略把握的な読み方とは違います。
速読は文章をかたまりで視野に入れ、同時に内容を理解する「視読」です。
簡単な視読は、日常生活で看板を見るときなど、誰もが行っています。
内容の理解度や記憶力はこれまで通りで、読書速度だけを引き上げます。

トレーニングでは、視読できる情報量を見慣れた単語のような簡単なものからより大量で複雑な文章へと引き上げることで、同じ時間でこれまでの数倍の量の読書や学習ができるようになります。

実際のトレーニングの流れ

①読書速度計測今の自分がどれくらいの読書速度であるかを計測します。
②目の機能のトレーニング黒い点を追いかけて、目の動きをスムーズにしたり、広がっていく円を視野におさめて視野を広げたりします。
③速読トレーニング　なぞり読み 色が変わっていく文字を目で追いかけます。
最初は自分の読書速度と同じくらいの速度、次に3倍ほどの速度、最後に1.5倍ほどの速度に変化していきます。3倍の速度に触れてから1.5倍の速度に触れると、自分より速い速度なのに遅く感じるようになって自然と速読力が鍛えられます。
④速読トレーニング　視野拡大・認識中心を見ながら画面に出てくる言葉を視野全体におさめます。視野を広げつつ、認識力を鍛えます。
⑤速読トレーニング　2点読み黒い点を追いかけながら、文章を「かたまり」としてとらえます。
⑥速読トレーニング　固定読み出てくる文章を1つのかたまりとして認識します。
なぞり読みと同様に3つの速度に変化し、かたまりとして処理する力を鍛えていきます。
⑦トレーニング後の読書速度計測トレーニングを経て、その成果を確認します。
トレーニングは継続することで効果を発揮します！トレーニングを続ければ、速読力がどんどん高まっていきます！