この夏、小4生から小6生に取り組んでもらっている探究型算数の「おしごと算数」
全6回で「栄養士・トレーナー編」に取り組んでもらっています。
大盛り上がりで進んでいますが、途中には、算数の概念が盛りだくさんです。
先日は、子どもたちに栄養士になってもらい、体感ゲーム「パーソナライズ」に取り組んでもらいました。
お客様のニーズを聞いて、カラダの状態を向上させる食事メニューを提案してもらいます。
お客様の満足度が高いチームが優勝という内容です。
「動物性タンパク質が取れない」
「貧血の症状を改善したい」
「マラソン大会に出るので、エネルギー豊富な食事にしたい」等々
様々なニーズに応えるべく、食材の組み合わせ、その中に含まれる栄養素をどれくらい摂取できれば効果を発揮するのか、カロリーはどれくらい摂取されるのか、1食あたりの分量は適切か、といったことに頭を働かせていきます。
こちらは小6生チームの様子です。
そして小5生チーム
みんな、良い表情で友達と協力して考えていますね。素晴らしい!
その過程で、使用する食材量が倍になれば摂取できる栄養素量も倍になり、食材料が半分になれば栄養素量の半分になる、といった割合・比の概念が自然と刺激されていくようにカリキュラムされています。
机上の算数だけではなく、活用型の算数。
だから算数があまり好きでない子は算数の面白さを実感し、算数好きの子はますます算数が好きになります。
次回はトレーナー編。
必要な消費カロリーを算出し、それを可能とする運動メニューを、運動強度や時間から割り出していくという頭を使うゲームです。
名トレーナーになってもらいましょう!
そして、おしごと算数後は、切り替えて、自律学習の時間。
これは、家庭での「学習の正しいやり方」を教室で実践してもらい、学習の型を体で覚えてもらうという内容です。
この時間になると、さっきまでの「楽しい算数」から「静謐な学習」へと子どもたちはモードチェンジ。
このメリハリが効いた姿勢、最高です!!