こんにちは!マリン教室国語科担当の齋藤(周)です。
さて、マリン教室のウィンタ―セッションでは、
今年度も4・5・6年生が思考探究ゼミを実施しました。
今回もその様子をお伝えしましょう。
まずは、4年生の「書く力」から。
これまでもご紹介していますが、
「思考探究ゼミ」いよいよスタートです!
「書く力」では金田一秀穂先生と一緒に、
「書くこと」の大切さと「書き方」のコツを学んでいきます。
今年度もまずは
昔話「ももたろう」の要約
と、
「江戸時代の人に、携帯電話を説明しよう」
にチャレンジしました!
さて、テキストだけじゃ終わらないのがアビリティ。
第1回目の課題は
① 自分の好きなお話を「ももたろう」のように要約してお友だちに紹介しよう!
② 「クリスマス」について、江戸時代の人に説明しよう!
の2つでした。
さあみんな、書けるかな?
と楽しみにしていたところ、子どもたちが書いてきてくれた文章がこちら!!
① 自分の好きなお話を「ももたろう」のように要約してお友だちに紹介しよう!
角野栄子『魔女の宅急便』
魔女のキキは、猫のジジと一緒に、ひとり立ちをして、大きな町に住むことになった。そして、パンやさんにとめてもらうことになり、宅急便の仕事をはじめて、いろいろなものをほうきにのって空を飛んではこんだ。はこぶのはふしぎなものばかりだった。そしてキキは無事に里帰りをした。
② 「クリスマス」について、江戸時代の人に説明しよう!
クリスマスというのは、外国の宗教の行事です。おいしい食べ物を食べたり、クリスマスツリーという木をかざったりして楽しみます。そして、子どもにはサンタクロースという人がきて、子どもがねている間に、プレゼントを配ります。このように、クリスマスはとても楽しいです。
① 自分の好きなお話を「ももたろう」のように要約してお友だちに紹介しよう!
映画『ラーゲリより愛をこめて』
第二次世界大戦後、収容所につれていかれた、主人公山本さんが、がんばってダモイ(帰国)をまつ話です。きびしい労働や、ごはんはすくないなど、大変だった事もありました。でも、山本さんのおかげで、まわりの仲間たちも明るくなれたりします。でも山本さんはがんで死んでしまいますが、い書をとどけるために、ダモイをして、それを山本さん(の奥さん)に届けます
② 「クリスマス」について、江戸時代の人に説明しよう!
クリスマスとは、外国のしゅうきょうの一つの行事です。
今の日本では、ケーキを食べたり、ほしいものをもらったりしています。
子どもはサンタという、謎の男にねている時にしんにゅうしてまくらもとに、ほしい物をもらえます。日本では、宗教の行事ではなくなっていますが、楽しい行事の一つになっています。
「なるほど~!」
とみんなで感心したり、
「こんなふうに説明できるのか!」
とびっくりしたり。
今年度もとても楽しい授業となりました。
後編では、一番最後にみんなで書いた
「時計についての報告文」
を紹介します!