こんにちは!マリン教室国語科担当の齋藤です。
早くも新学期。
先日、小学5年生、6年生のスプリングセッションも盛況のうちに終了しました。
このブログ上では少し時間があいてしまったのですが、
これからも「思考探究ゼミ」の様子をご紹介していきます。
子どもたちの「思考探究」の様子、今しばらくご一緒にお楽しみください!
さて、新5年生が取り組んだ「読み解く力」第2回は、
「比べて、ちがいを理解する」
ことでした。
・「友だち」についての考え方
・小学生がスマートフォンを持つことに賛成か、反対か
・2つの文章を読み、それぞれの主人公に起きた「思いがけないよいこと」を整理し、共通する「ことわざ」を考える
といったワークを実施しています。
※ちなみに、「情けは人のためならず」って、
「親切はその人のためにならない、だからしないほうがいい」
という意味ではないよ、ということも学習しましたよ!
今回の一番大きなテーマであった
「小学生がスマートフォンを持つことに賛成か、反対か」
については、子どもたち自身もこのように自分の意見を整理して、
前回同様グループで話し合いを行っています。
その様子がこちらです!
ここ数年、様々な分野でその大切さが見直されている「多様性(ダーバーシティ)」。
いつも同じ教室で一緒に学んでいるお友だち同士でも、
やはり考え方や意見には違いがあります。
グループで話し合うことで改めてその「違い」に気づき、
さらに、この「違い」を話し合うからこそ、協力してよりよい解決策を見つけ出すことができる。
「多様性(ダイバーシティ)」は単なる知識ではなく、
そういった具体的な経験を通して「実感」していくものだと思います。
「国語」という教科の枠にとらわれず、
これからの社会を生きていく上でとても大切なことを学んだ1時間でした!