こんにちは!マリン教室の英語担当より、嬉しい報告があってブログにしました!昨年実施した2023年度第2回英検で、小6生のMくんが念願の「英検2級」に合格しました、おめでとう~!!今回はその感想や合格の秘訣、学習のポイントなど教えてもらいたいなと思います。
合格おめでとう!感想はどうですか?
「英検2級に向けて、約1年間勉強してきて、一発合格を成しとげられてうれしいです!」
合格へ向けてがんばったこと、合格のコツはありますか?
「文法は筆記や英作文など、特に使う場面が多く、自分も時間をかけて勉強をしたので、しっかり文法を理解することが大切だと思います!」
勉強のしかたや、どんな学習をしたか教えてもらえますか?
「問題演習をすることで文法の理解を深めたり、解くコツをつかんでいきました!それに加えて単語や熟語を覚えることで、長文読解に出てくる難しい単語も理解できるようにしました。」
しっかり受け応えしてくれて、頼もしい限りです。
Mくんとの英検チャレンジは小4生の準2級チャレンジから始まりました。小さい頃から英会話をやってきていて3級までは取得したとのことでしたが、その後チャレンジしている準2級が不合格続き。なかなか上手くいかなくて、というご相談を受けて、Mくんと二人三脚での対策をスタートしました。過去問題をやってみて、英作文の対策をして臨んでもらったところそれまでの不合格がウソのように準2級一発合格!そこから次の目標の「2級チャレンジ」が始まりました。
英検2級は高校修了レベル。合格へ向けてまずはじめに取り組んだのは英会話ベースの英語からの脱却でした。外国語を学ぶときにはそこに「ルール」が必ず必要です。私も指導歴は約20年になるのですが、英会話ベースだと中学生からの本格的な英語学習で苦労するケースが多く、過去担当した子どもたちとも一緒に文法ベースの学習に整えてきました。
Mくんともまず「中学校の英文法」を中学3年生のテキストを使ってやりきり「高校英文法」も高校生用のテキストを使って学習しました。そして英検の過去問題を解いてもらい、見事筆記の一次試験を合格しました。
二次試験もマンツーマンで練習。小6生にとっては質問の内容も難しくなってきます。環境問題について、経済について、今後起こる出来事についてなど多岐にわたり、ただなんとなくでは答えられない内容になってきます。これが、英検2級の壁ともよく言われますが合格率がガクンと下がる理由の1つでもあると思います。大人が答えるのも難しい問題なんかもありました。
試験ですから、合格へ向けての道筋があります。それを大人が全部教えて子どもを誘導するのではなく、極力自分で考え、何をすべきなのかを判断してもらうように学習してきてもらいました。意欲のある子だったのでもちろん本人の努力が決め手ですが、自分で行動することに重きを置いて取り組んでもらったことが、何より合格を引き寄せてくれたのだと思います。
今年度、とっても嬉しい報告の1つでした。英検は大学受験資格としても活用されており、ますます人気が出ます。この級にチャレンジしてみたい、なかなか上手くいかなくて〜などご相談がありましたら、ぜひお気軽にお声かけください。
マリン教室副教室長 作山 徹