塾長の佐藤です。今回は、元気と勇気の出る話題。
福島大学附属中2年の早坂拡君。
拡君は、昨年、ブログでも紹介しましたが、
授業が終わると、
ホワイトボードを綺麗に消してくれ、
教室の机と椅子を並べ直してくれて、
下駄箱のスリッパをすべて綺麗に並べ直してくれて、
そして帰って行きます。
誰も見ていないところで…。
それも毎回、毎回…。それを小学校時代から…。
また、彼は、
陸上部に所属し、この前の中体連では県北予選にて400mリレーで大会新記録で優勝、そのアンカーを務めるというアスリートの側面も持っていて、
でも、どちらかというとどこまでも物静かな中学生男子。
そんな素敵な子である拡君の肝心の学業面。
中学校に入って最初のテストは、(彼の名誉にも関わりますので、本人の了承を得て書いていますが)、いたって普通も普通で、70番台からのスタート。
それが、そこから1年間、
恐らく彼なりに期するところはあったとしても、それを外に大きく表現することもなく、
コツコツコツコツと、決められたこと・自分で決めたことを地道に愚直にやり続ける姿がありました。
彼のクラスの数学は、私が担当していますが、
授業終わりに「じゃ、次回までの課題はこれね」と調整した少なめの量を提示したりすると…、
「先生、もっとできます。少ないです!」と彼から怒られることも多々あったりします。
また、クラスのキレのある子たちに比べて、以前は1回では解けない問題も多くありました。でも、彼は次回までには、自分が納得するまでやりこんで必ずできるようにしてくるのです。言われなくても。
そんな彼の取り組みが徐々に成果に表れ始めて…
1年の中盤から、学年順位も少しずつ少しずつ上がりはじめ…
1年終わりには、とうとう10番台まで伸びました。
「凄いな。次は、いよいよ一ケタだな!」なんて言っていたら…、
今回の中学2年になって最初のテスト、
見事に、とうとう5番まで来ちゃいました!
1年かけて附属中で70番アップ!
この、「1年かけて地道にコツコツ」というところに彼の特徴、そして価値があると思うのです。
これまでも、
1)まず、自分はどうなりたいのか、目標を明確化する。
2)なぜ、そうなりたいのか、目標達成の意義を考える。
3)目標達成を強烈にコミットする。
4)それが自分にはできるというセルフイメージを持つ。これが重要!
5)目標達成のための具体的なプランを立てる。
6)日々の行動を「週間学習プランニング」に記録する。
7)テストが終わったら、「ステップアップシート」で自己分析
という「アビリティにおけるPDCAサイクル」を回し続けて、
著しい成長とそれに伴う伝説的且つ劇的な成績アップを果たすという、
「君こそ『Mr.(Miss.)アビリティ!』だ!」と言える塾生の姿を見てきましたが、
また、新たな伝説、新たなMr.アビリティが誕生したこと、間違いありません!
さあ、
みんなも拡君に続こうではないかっ!!!