アビリティの春期学習会は、「集客のための講習」ではなく、内部生を大切にした、短い春休みにも、「これだけはしっかりと力がついた!」となるような「学力底上げのための講習」です。そのため、講習→家庭学習→講習・・・という隔日日程のリズムにて、国語・数学・英語に注力して学力の土台と学習への取り組む姿勢を強化することを狙いとして行います。
また、今回も特に講習時に力を入れて取り組んでいる「学力育成の基盤となる国語力の向上と育成」というテーマに沿って、通常授業とは切り口の異なる学習内容を企画しております。
※もちろん、外部の方も受講可能なカリキュラムですので、ぜひこの機会にアビリティの学習会を経験してみてはいかがでしょうか!
<学習内容>
国語 基盤となる国語力養成講座
数学 既習領域のポイント確認と演習・応用力強化・先行学習
英語 既習文法事項の整理とインプット・演習による定着と長文読解力強化
<学力育成の基盤となる国語力向上育成のための講座・今回も継続して取り組みます>
最近の中高生を見ていて気になることのひとつに、知識への粘着力の不足が挙げられます。彼らは、かつての「ゆとり世代」に比べて、まちがいなく知識はありますし、対応力も高いです。にもかかわらず、知識そのものへの餓えるような探求心、好奇心が薄くなっているように感じるのです。
では、「知る」という行為を最も深化させるものとはなにか。それは、純粋な読書体験だと思います。彼らは、教科書やテキストで細切れにされた「文章」を読む機会は多くとも、一冊の本(ここでいう「本」には小説や童話は含みません)を丁寧に読み切る機会が与えられてこなかったのではないでしょうか。
今回の春期講習では、大人向けに書かれた人文科学を題材にした概説書を一冊、読み切ってもらいます。「こういう世界があるんだ!」ということを肌で実感してもらいたいのです。場合によっては、一冊の本に留まらず、様々な「知の世界」へ足を踏み入れてもらいたいと思います。
今回の授業は、硬質(かなりお堅い内容)の講義形式になります。①一冊の本を何章かに分けて講師とともに読み進め、②毎回の授業ごとにレポートを提出してもらい、③最終授業後には、長めの感想文を書いてもらいます。
一冊の読書体験から、大きく世界観が一変する瞬間があります。今回の授業がその一助となるよう尽力して参ります。
<新中2 スケジュール>
全6日間 75分授業×国数英3教科 17:00〜21:05
3/20(火)・22(木)・24(土)・27(火)・29(木)
3/31(土)新教研テスト ※8:45〜14:50
<新中3 スケジュール>
全7日間 75分授業×国数英3教科 17:00〜21:05
3/19(月)・21(水)・23(金)・26(月)・28(水)・30(金)
3/31(土)新教研テスト ※8:45〜14:50
※3/19〜20は、19:15〜21:45で行います。