アビリティの高校部は、もちろんですが現役生が対象です。
しかしながら、実は例外的に浪人生を受け入れる年もあったりするのです。
今年の直樹君もそんな一人。
彼は、成蹊高校出身。
高3生だった昨年は陸上競技に最後まで打ち込み、大学受験は目指さない進路を考えていました。しかし、いざ真剣に進路を考えたとき、「1回しかない人生、どうせなら大学というところにはやっぱり行ってみたい」との考えに至ったそうです。
それで、姉そして妹が通っていたアビリティの門を叩いてくれたという経緯で高3夏にやってきてくれました。
そんな状態ですので、ほぼ準備ゼロからの彼の大学受験チャレンジが始まりました。
しかし、さあ勉強に集中しようとしたやさきに体調を崩し、入院という悲劇にも見舞われたりしながら、「志望の大学」でなく、「合格できる大学」へと切り替えようかなとの思いも芽生えてきたところで、母親からの「逃げるな!」の一言で勇気づけられ、志望を下げずにチャレンジ。
しかし、なかなかそう簡単に合格はできず…。
私大も三月まで、チャレンジしたものの…。残念ながら浪人決定。
私大文系の3科目に絞っていたので、「仙台の予備校に通う時間がもったいないので、ここで浪人させてください。」との思いを受け入れ、再起をめざし、高校部受験指導担当の原田先生とまさに二人三脚でリベンジ下克上受験を実行中。4月からほぼ休まず取り組んできました。
そして、ここに来てやっと手応えを掴み、いよいよ、センター試験リベンジの学習計画作成中です!
彼の強みは何と言っても、その素直な性格にあります。
原田先生の提案をまずは素直に受けとめ愚直にコツコツと取り組む姿をずっと見せてくれています。
そんな彼を、あと2ヶ月、我々も全力で応援します!
以上、久々ブログアップの塾長・佐藤でした。