とうとう、教え子のお子さんが塾生に。
生まれ故郷の地元にて「塾人」として生きていく上で、
将来に描く夢・目標にしていたことがあります。
それは、
「教え子のその子どもが塾に通う年代になった時、『塾だったら、アビリティだよね』とまっさきに選んでもらえるような塾でありたい」ということ、そんな瞬間が生まれたら素敵なことだなあと。
それが、思った以上に早く、このたび第1号のご縁がとうとうできてしまいました。
その教え子は、小6の時に私が家庭教師で行っていた子で、今は福島老舗の中華料理店を立派に継いでおり、その教え子のお子さんは、現在小5生の男の子。
そうなるということは、ある程度以上の間、地元のご支持を頂戴しながら仕事ができてきたことと同時に、自分もそれだけ「歳を食った」証拠でもあり、
人生が一回りしたこととなりますから、
少し複雑なような、でもなんとも感慨深いものがあります。
その教え子のお母様(塾生にとってはお祖母さん)に、「お孫さんをお預かりすることとなりました」と一言ご挨拶がしたくて、二十数年ぶりに懐かしい電話番号へお電話しました。
電話の先の声は、二十数年前とほとんど変わらず、涙が出そうでした。