ふくしま駅伝、沿道でスタンバイ。
昨日のふくしま駅伝、
以前にブログでご紹介したように、わが福島市チームのアンカーを務めたのが、
卒塾生の佐藤寛毅君。
福島市は、5位で最終16区8.4kmの寛毅へタスキが渡りました。
一応、今年2回10kmを経験した身から言わせてもらえば!?最後の2kmが滅茶苦茶しんどかったということから、
県庁前のゴール目指して最後に苦しいところで応援したいと、
4号線渡利付近で12時過ぎから、娘二人と一緒にスタンバイ。
そしたら、
渡利に住む塾生小3女の子とお父さんにお会いし、ご挨拶。
と、すぐ後、卒塾生・現東北大学4年大樹のお父さんに、「お久しぶりです。」と声をかけて頂いて再開。
またそのすぐ後に、
嬉しいことに、私のこのブログを読んでくださって、
「塾の先輩を応援しようと思って来ました!」と塾生親子のお姿が。
そして、やってきました、寛毅君。
「ひろき〜、ひろき〜っ!頑張れっ!」と手を振り、力一杯叫んだものの、
目も合わずじまいで、
想像以上に厳しい表情の寛毅が、
目の前をアッと言う間に通り過ぎていきました。
しかし、嬉しいことに、夜、彼からFacebookにコメントが。
「塾長先生、応援ありがとうございました!
走っててちゃんと気づきましたよ~
今日の結果では「おめでとう」の言葉はまだ頂けませんね。
来年に持ち越しということでお願いします。
本当は直接会ってお話したかったですが、今日中に高崎に戻らなくてはいけないので…
正月に帰ってこれたら、塾に寄らせて頂きます!
改めて今日は本当にありがとうございました。」
おそらくは、ふくしま駅伝を走る、特に都市部の代表ランナーは、ある程度以上のエリートです。
特に長距離区間は「多くのエリートランナーが地元に凱旋」という形も多い中、
高校から陸上を始めた、(言っちゃなんですが)ごく普通の男の子が、
1秒1秒ごとの短縮目指して、日々地道な努力を積み上げた結果、
こうして、地元選手にたくさんの声援をくださる福島市民の皆さんの前で、力強く走れたこと、
その間の、彼の挫折や苦悩や努力に思いを馳せると、
「つくづく、良かったな、寛毅。」という思いと、感動を禁じ得ませんでした。
こんな晴れ舞台に、あの寛毅が立つとは、中2の時、塾にきたばっかりの寛毅からは想像もつきませんでした。夢のようで、感無量。
人間の可能性って、すごいですね。
晩秋のふくしまの風景の中、
本当に爽やかな感動を、教え子から頂きました。
おかげで、いい1日でした。
よおお〜し!
来年は、俺も!???
まずは、10km、自己ベスト更新から地道に頑張ります。