マネージャー平井です。
今日は2年生コンビのご紹介。年少からピグマリオン学育に触れているKくん、年長からピグマリオン学育に触れているKくん、アビリティのKKコンビです。
とにかく、この二人。全く手が掛かりません。自分で考え、自分で解き進めるので、1時間の授業内で私からは「すごいね〜」「どう考えてるの?」「もう一回考え直してみてね」くらいの声かけで授業が成立します。
もう、先生がいなくてもいいんじゃないか?というレベルです。
そんな彼ら。一人は割り算単元3回目で、余りの出る割り算の初回でした。
実感レッスンを経て、余りの出る割り算は、掛け算と足し算(もしくは引き算)で考えることができると自分で気付きます。
自ら獲得した論理性ですから、その後は当然自分でどんどんと進められます。
ちなみに、K君は、まだ掛け算九九はよく覚えていません。なので、50÷6であれば、6が2個分で12、だから4個分だと24、その倍の8個分で48、だから答えが8余り2と考えます。
想像してみてください。「九九を知らない中割り算を思考する大変さ」
下の写真はまさに今「何個分入るのか?」をグッ考えている様子。
彼の思考力の深さ、そして何より思考体力の高さには驚かされます。
そして、家庭用教材での取り組みがこちら。
これだけを見ると、単に割り算のプリントのように見えますが、
彼は九九を使わずにこれだけの問題数を考えているんです!
その凄さを何とかお伝えしたいのです!
そしてもう一人のK君は、水かさの加減問題。
これまでにKくんが、自分で獲得してきた数能力を全開させて、新たな水かさの加減を解決するという、今盛んに叫ばれている「活用力」、そして今後重要視される「自己問題解決能力」をまさに体現してくれる授業でした。
4L254ml+3L984mlのような問題を、4と3で7Lになるが、2dlと9dl(ここで前回の単位変換も見事に行なっています)で1L増えるから8L1dl。でも、50mlと80mlでさらに1dl30mlとなるので、8L2dl30ml、最後に4mlと4mlで8mlだから、8L2dl38ml、というように考えてくれています。
1年生の時に獲得した4桁の加減暗算能力を見事に活用してくれています。
減法も同様に4桁の加減暗算能力を活用して考えてくれています。
もちろん、時折間違いは出ますが、考える方向性自体は全く問題ありません。
またその凛とした学習姿勢はとても素晴らしく、写真を撮らせていただきました。
アビリティのKKコンビ(これは私が勝手に命名しているのですが)、
君たちは凄い!!