新中1生と毎年取り組んでいる、中学の先行学習会が昨日最終日を迎えました。本年は、初回授業は教室ではなく、インターネットを通して課題を伝え、授業は映像化させて家で受講してもらう形でスタートしました。メールで子どもたちとやりとりをしながら、
「学習が終わりました!」のリアクションがある度、中学部が誇るメール職人の佐々木先生が即メール、メール、メール。
「先生質問があります!」のリアクションには、手書きした考えかたを写真に撮って送信したり、長文のメールで返事を書いたりと、子ども達のやりとりを楽しみにしながら3月中旬までを過ごしました。
途中からはオンラインミーティングを実施。カメラに向かって手を振り、そして手を振り返してくれる子どもたちとのコミュニケーションがお互いに新鮮で、
「あれまたやりたいですね!」と後からおしえてくれた生徒もいました。
そして3/20より教室での授業がいよいよスタート!子ども達の元気な姿が教室で見られることがどれだけ幸せなことか。前日まで、先生二人でオンライン配信していたのが嘘のように、笑顔でいっぱいになった教室には元気が溢れていました。
教室長の私(作山)そして副教室長の佐々木に加えて、長年高校部で活躍されていた英語のスペシャリスト、佐藤智史先生を新メンバーに迎え、教室での授業はスタート。学んでもらったことは、アビリティに通う中学生として、学習とどう向き合っていって欲しいか。子どもたちに対して、私たち大人がすべきことは「教える人」になってあれやれこれやれと伝えることではないんです。「どうやって自ら成長できる人になるか」を学習を通して体感させ、どんなことでも受け止めて、新たな一歩を「自分で」踏み出せるようになる。そんなきっかけをたくさん学習を通して作っていきました。
最初はできないところを受け止めきれず、すぐに不機嫌になっていた男の子が今日は、「先生!できました!」といって笑顔で丸つけにノートを持ってきます。このページは完璧にできるまでやるんだよと伝えたところ、何度も何度もやり直しになっていた生徒も一発で英単語をクリアしていって、嬉しそうにしてくれていました。こんな、小さいけれども大きな成長のきっかけをこれからも教室ではたくさん作っていきたいと思います。
新たなスタートでこの春で離ればなっれになってしまう仲間もいますが、この春の様子を見ているとたくましく、そして頼もしく感じました。みんななら大丈夫。前向きに、明るく、肯定的に「やればできる!」と思っていろんなことにチャレンジしていってくださいね。
世界中で蔓延している不安が、一刻も早く収束し、みなさんが安心して生活できるようになることを心から願っています。また教室で楽しみに待っています!