ラート競技の世界チャンピオン・高橋靖彦選手がアビリティを訪問して下さいました。
この前の金曜日、予備校時代から真太朗先生が親交を深めるラート競技世界チャンピオンの高橋靖彦選手が、福島・アビリティにやってきてくれました。
到着後、さっそく、筑波大学を目指す高3受験生に、筑波大学の先輩としてアドバイス。
本番で力を発揮するために。
なんでも、早め早めにするようにする。なんでも、先手を取る。例えば、学校に早く行くでも、いい。
日々実力を発揮するクセをつける。それが、普通になる。そして本番がうまくいく。自分をコントロールできるようになる。
本番でうまくいっている自分をイメージ。
本番では、おきたことはしょうがない。
次のことしか考えない。本番は、できることをやっていくスタンスを維持。
緊張への対処法
まず、緊張はするものと認識すべき。頑張れば、頑張った分だけ緊張はするもの。
緊張は、程よくしていた方が良い。
緊張は、している状態が普通。その状態を予想しておく。
人間は、予想していたことは対処できる。心が乱れない。
苦手・弱点克服について
苦手なものは自分でやろうとしても難しいので、できる人に聞く。
苦手なものは、素質がないのでなく、単純に数が足りないだけだと、とシンプルに考える。
やり続けることが大事。
などなど、1時間半ほど…未来の後輩に語りかけてくれました。
中1生・中2生へ「特別授業」
「せっかくだから中学生にも!」と、急な依頼にも快く引き受けて頂き「なりたい姿を描いて、できることから積み上げていくことが、大きな成果に本当に繋がっていく」と、落ち着いた口調ながらも熱く語ってくれました。
「なんか、凄い人が来て話していった…。」で終わって欲しくはないので、
授業レポートを生徒達に書いてもらいました。
そしたら、どうしてどうして、こちらの想像以上に子どもたちにもしっかり響いていたようでした。
最後に、高橋選手と私と真太朗先生で、名店「天ぷら ひら井」さんで、懇親を深めました。
世界チャンピオンになって初めて見える、2位とチャンピオンの景色の違い、
勝てない時を経て、どうやって全日本チャンピオン、世界チャンピオンになったか、
など、どの世界でも通用する興味深い話で時間がアッと言う間に過ぎていきました。
ラートは、採点競技。
ヨーロッパ、ドイツが中心に彼らが勝つように勝つようにとルールが変わるにも常だそうです。
そういった中で、世界の頂点に立つためには、演技のみならず、まずは彼らに人間的にも受け入れてもらう必要があると考え、積極的に外国人の中に入っていくこともしたそう。
まさに、グローバルな人間でもあるのです。
その人間性も含めて、本当に子どもたちが身近に感じられる、でも頑張っている後ろ姿を見せてもらえる、良きロールモデル、それが、高橋選手です。
また、スケジュールを調整して、ぜひ福島・仙台にいらして頂きたいですね。
高橋選手、そして真太朗先生、ありがとうございました。