文章問題こそ真骨頂!実感算数で伸びる子どもたちの思考力
みなさんは小学校で算数を学んだとき「文章題が好き!」と思いましたか?
計算よりもめんどくさいのでキライ、と感じた方もいるかもしれませんね。
文章題は文字通り、文章で示された算数の問題を読んで解くのですが
実は、一問取り組むごとに
読解(何を聞かれている?)→思考(どのように考えよう?こうかな?よし、このやり方で行こう)
→立式→計算→解答(何を何の単位で答える?)
というプロセスを経る必要のある、脳のエクササイズです。
このとき子どもたちの頭の中では一瞬でいろいろなことが駆け巡っています。
実感算数で学習している皆さんはとても自由に考えてくれますので
時々、立式をしないで答えにたどり着いてしまうことがあります。
そんな時はどのように考えたのかを説明してもらうのですが
アタマの中をのぞいてみたいくらい素敵な発想で答えてくれたりします。
「25分かけて公園に着き、時計を見たら9時12分でした。家を出たのは何時?」
という問題に取り組んだ小2君。
『アタマの中の時計が、
9時のところで12分と13分に分かれた』
と言って「8時47分」と答えてくれました。
〇〇算で解いたというよりずっと柔軟でピカピカな発想ですね。
イメージできる、思考できることこそAI時代を生き抜く人間の賢さ。
この能力を実感算数でどんどん高めて欲しいと願っています。