ブログ、日々更新中 カテゴリー:実感算数

実感算数 夏ver

こんにちは

副教室長の高島です。

今日はとても楽しそうにドット棒を動かしているA君のお話しです。

 

 

今日は「2桁-2桁」の計算にチャレンジです

 

T先生「77から30をとるといくつになると思う?」

A君 「30とるということは、10のドット棒を3本とればいいから・・・。43

T先生「ピンポン!じゃあ77から9とると?」

A君 「77は70と7だから・・・まず7をとって、残りの70から2をとれば、9をとったことになるから・・・。68

T先生「ピンポン!よく考えられたね!先生こんな考えも知ってます。」

A君 「あっ分かった!70のうちの10のドット棒から9をとって、残った1を67にあわせてもいいんでしょ!」

T先生「いいね!いろんな考え方があって楽しいネ」「じゃあ77から39とると?」

 

・・・

その後A君は、見事に自分の力で考え、上手にドット棒を動かせるようになっていました

 

このようにマキバの計算は、ドット棒を用いて、数量感覚を養いながら行います。

例えば「358」であれば、「3と5と8」など1つ1つの数字だけを見るのではなく、「100が3つと10が5つと1が8つ」よって「300と50と8」の集まりなどと量で数を捉えます。

この数量感覚を小学生の低学年のうちから、じっくりと養うことで、この後学習する、3桁、4桁のたし算、ひき算。さらにはかけ算、わり算、分数・小数の計算までも、自分で考えて学びとるようになります!

学びとるようになると、今まで習得してきた学習を自分で応用できるようになるので、自然とさらなる高みへその子の力が伸びていきます。

 

マキバには従来の教育である「教え込む」といった作業のない

「分かる」「できる」楽しみから「自分の力で考え解決するたくましさ」を育てる新しい教育があるのです

夏休みの実感算数

こんにちは。スタッフの永浦です。

少しは暑さが和らいだとはいえ、まだまだ暑い日が続いていますが、今日もマキバっ子は元気に通ってきてくれています。

毎日たくさんのお友達が来てくれていますので、今日はみんなどんなことをしているのか少しずつ紹介してみたいと思います。

 

かけ算は、先日もお伝えした通り、同じ数がいくつあるということを塊で考えていきます。

塊をどのようにとっていくのかで様々な考え方ができるので、今日はみんなの考えてくれた方法を。

初めてかけ算に取り組んだAさん、

250×10を考えるのに、250が2個で500だから4個で1000、もう一つ250を足して5個になると1250、10個はそれが二つ分だから2500と考えてくれました

 

かけ算はすっかり慣れたBさん、

99×8なら、99が10個で990。でも99が2つ分多くなるから、990から99二つ分の198を引いて792と考えてくれました

99×8は8×99と同じだから、8が100個の800から8を引いて792という考え方を示すと、「あ~その手があったかぁ。」と少し悔しそうでした

 

続いて、水かさの学習に入ったCさん、

1mLってどのくらいの量でしょう?いろいろ試して実感してみよう!

実は、頑張れば手のひらに乗る量です。実際に乗せてみました

飲んでみたらどうでしょう?

いつものぶどうジュースのはずなのに、なんだか少し味が違うよう。10mLならいつもと同じ味でした。

実際の量を実感しておくと、文章題を解く際など、内容をイメージしやすくなりますね。

 

分数に入ったD君、

まずは折り紙を使っていろいろな分数を作っています。

分母が2の倍数の分数は折り紙をひたすら半分に折って。

では、1/3はどうしましょう。

円形折り紙を使って360°÷3=120°なので、中心角が120°のおうぎ形を作りました。

円形折り紙で作れない1/7はどうでしょう。

等間隔の平行線を利用して作っていきました。(詳しくは教室までお越しください

分数をたくさん作れば作るほど、分数の数量感覚も育ってきます。割合の問題の基礎にもなります。

マキバのみんなは分数の学習に入ると、教室とお家でたくさん分数を作っていきます

 

マキバの夏期講習はまだまだ続きます。

後日続報の予定です。楽しみにお待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ九九を知らないちーちゃんはこの課題にどう取り組むのか?!

こんにちは。講師の鈴鴨です。

6月に入り暑い日があったり、ひんやりした日があったりで、体調管理が大変ですが、マキバのみんなは元気いっぱい

小学2年生の中にはそろそろ「かけ算」の学習に突入した生徒さんがいます。

今日は、わたくしと一緒に学んでくれているちーちゃんのお話です。

 

まずは一緒にドット棒を並べながら3の段。

3が1本で3、3が2本で6。「どうやって考えた?」『3と3足したの

『3が3本で9・・・あ、正方形になった(おおっ、すでに平方がわかるの?!)

『3が5本で、15。あ、半分だ。』

「なんの半分?」『10本あったら30だから、その半分。』

実感算数では5や10は量をとらえる上でとても大切な基本のかたまり。ちーちゃんにはその感覚がしっかりと身に付いているようです。

「じゃあ、3,000円のお洋服が半額だったらいくら?」『1,500円。お得だね』

「30,000円の腕時計が半額なら?」『15,000円。いいね』

「じゃあ300,000円のものが半額だったら?例えばなんだろ」『えっと、ネックレスとか?…15万円かぁ。高いから買わない!でも半額セールたのしいね

いつしか女子トークになってしまいました。計算の力もさることながら、2年生にしてこの金銭感覚の確実さにも驚きです。

次なる問題は3×59、さあどうする、ちーちゃん。

じゃあお互い自由にやってみようか。

果たして彼女は50を3回足してから、9を3回足した27を加えて177に。

その27は10を3回足して1個ずつ引いているんだそう。

私は60を3回足して1を3個分引いて。

『かけ算っていろんなやり方あって楽しいねーと待ってました!の素敵なリアクション。

こんな風にかけ算を学習してからなら、九九も呪文を唱えるだけにはなりませんね。

いろんな角度から考えるアタマを育てる実感算数。彼女のこれからの伸びに期待大!です。

 

実感算数をまだ体験したことのないお子様のお問い合わせは、お気軽にマキバまでお電話ください。

新実感算数カリキュラムを修了したR君のその後

マネージャーの平井です。

先日、教室長の佐田から紹介のあったR君ですが、

今は、中学受験新演習の小5のテキストを使った学習に移行しています。

テキストを使った学習ですから、クラス制授業と同様、ノートの作り方まで含めて指導しています。

先日、第1回の植木算・周期算の単元が終わったので、習熟度を見るため確認テストをしました。

制限時間は、10分!! 時間内で終わるかな?どうかな?と半々の気持ちで見ていましたが、9分48秒で全て解答。見直しの時間は取れませんでしたが・・・

「どれどれ?」と期待と不安を持ったまま採点してみると・・・

 

見事100点!

問題の空白スペースの使い方を見て、自分の思考をまとめる場としてのノートの作り方も身についてきているかな?と感じました。

実感算数で獲得してもらった、「自ら学ぶ姿勢」や「理解力・吸収力の高まり」をまざまざと実感した次第です。

実感算数のカリキュラムを全て修了しました

こんにちは、教室長の佐田です。

さて、先日、年中さんからピグマリオンを始め、小学生になってからは週2回実感算数に通ってくれているR君が、実感算数のカリキュラムを全て終了しました(*’▽’)実感算数の終盤は、割合の学習や、中学受験の基礎となる特殊算たち、比の学習など、時には中学入試問題にも挑戦します。

3年生が、今までの培ってきた数量感覚、図形、様々な能力を駆使して面積図で考えてくれています。

年中~年長さんでは、指先調整能力や空間把握能力など、認識力を高めるために必要な能力を十分に刺激しながら数の学習の基盤となる1~20までの学習をじっくり時間をかけ、数論理能力を獲得し、1年生では、長さや時間、水かさなど数量感の基礎をまさに“実感”しながら学習しました。四則計算も、単に計算するのではなく、その意味や概念について理解を深めながら学んでいました。

2年生では、数の範囲も整数から小数・分数へと広がりますが、ここまで数の概念についてじっくり時間をかけて身に着けているので、小数・分数も十分その数量感覚を持って進めてくれていました。これが、次の割合や比の学習に繋がるのですね。

3年生になると、先ほどのような問題に挑戦!

これは中学生の方程式の学習にも繋がりますね。

 

実感算数が終了したR君は、これから中学受験用の算数のテキストへ進みます。

これからも大好きな算数を通して、たくさんのことを学んでね(*’▽’)★

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