秋期講座 ~化学反応式~
こんにちは。
本日は、先週の秋休みに実施した秋期講座から「化学反応式」をご紹介します。
中学校で習う化学反応式は数も少ないため、丸暗記でも乗り切れてしまいます。
でも、丸暗記では限度があり、高校内容も積みあがっていきません。
そこで、今回は少しだけ高校内容に踏み込み、なぜそうなるのかに注目して授業を行いました。
原子の結合様式には種類があり、その結合様式は元素の性質によって変わってきます。その変化の規則をまとめたものが周期表です。
今回は、周期表の3段目くらいまでの元素について、その電子軌道を交えて、なぜ周期的に似た性質が出てくるのか、金属元素と非金属元素の区別を知っていると分子を作る結合なのか作らない結合なのかが分かるといったことを紹介しました。
全部を理解しようとすると難しく感じてしまうかもしれませんが、一度に全部理解して覚えることはどの教科のどの単元でも難しいものです。
今回、中学3年生に混じって2年生も受講してくれましたが、受験のプレッシャーの無い2年生の方が案外楽しそうにしてくれている様子も見られました。
まずは「へ~そうなんだ。」と楽しむことからで十分です。刺激をたっぷり受けた上で本格的な学習に臨むと理解度も定着度も変わってきます。
今後も楽しく理科を学べる機会を作っていきたいと思います。