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新小4国語『蜘蛛の糸』

『蜘蛛の糸』 - 国語で小説を学ぶのはどうして?

 

どきどきのクラス制授業が始まってから、あっという間に一か月が経ちました。
新小4年生のフレッシュな面々が、毎回教室を明るい声で包んでくれます。

先日の国語の授業では「蜘蛛の糸」の読解に取り組みました。

  

小学4年生が芥川龍之介なんてレベルが高いわ、と思われがちですが

「読んだことあるよ!」「学校の図書室にあります!」「地獄のお話、怖いけど楽しそう!」

と子供たちには想像以上に好感触。

血の池に浮かんでいる犍陀多の上に蜘蛛の糸が垂れてくる場面を絵に描いてみたり、

蜘蛛の糸を掴んでのぼっていく犍陀多の「その後」を想像しながら楽しく読み進めました。

 

ところで、みなさんは「どうして国語で小説を学ぶのか」考えたことがあるでしょうか?

「小説なんて本好きが趣味で読めばいいじゃない」
「点数に結びつかせるなら説明文や論説文に力をいれるべきだ」

きっと似たようなことを思っていた人も少なくはないのではないでしょうか。


国語で小説を学ぶ意味は、大きく2つあります。

 

①小説から人間を理解する

➁柔軟な発想力を養う

 

小説を読み解くためには、ただ知識を持っているだけでは足りません。
知識に加えて、その物語に出てくる人物一人一人がどんな人間なのかを理解する必要があります。
「その人を理解する」ことは、常に人とかかわり、関係を築いていく我々にとって不可欠な力です。

また、小説を多角的に捉え、時には仲間と意見交換しながら読み進めていくことが自分の考えの幅を広げることにも繋がります。

 

小説でも評論でも、文章から見えない世界を想像し、自分なりの読み方を創造することが
国語の醍醐味ともいえますね。

★新学年★クラス制授業スタート!

今年進級する子供たちのクラス制授業がスタートしました!

クラスは、小学校4〜6年生の各学年に算数・国語・理科・社会の全4教科があります。

今回はその中でも理科のクラス(新4年生と新5年生)をご紹介いたします。

クラス制授業の詳しい情報はこちら

マキバのクラス制授業では

生徒が中心にいて主体的に学びを楽しんでいます

子供たちは予習の中で感じたワクワクを発表してくれます

気になることはその場ですぐに質問します

自分の考えを発表することで「表現力」が磨かれます

回数を重ねるたびに皆プレゼンが上手になります

他人の話を聞く時の態度や「聞く力」、

聞いた上で自分はどう考えるのか?と考える

「思考力」も身につきます

板書もとても上手です

授業前に生徒たちには予習ノートを作って来てもらいます

私たちはそちらを「ノートまとめ」

略して「ノーまと」と呼んでいます

色分けしたり、レイアウトや文字などを工夫していて、

とても上手ですね

ノートまとめは、文章や資料から要点を読み取った上で作るので

「読解力」も鍛えられます

随時体験会を実施し、新しい仲間を募集しております

気になる方がいらっしゃいましたら、

是非下記までお問い合わせください^^

お待ちいたしております

※クラス制授業の詳しい情報はこちら

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マナビのマキバ 北仙台教室【学習塾】

〒981-0913
宮城県仙台市青葉区昭和町3-36 CSビル6F

TEL: 022-346-1025

HPはこちら

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「おかえりなさい」

先日、懐かしい顔がサプライズで来訪!

マキバで小学生時代を過ごし、6年生では「首都圏中学への受験」という高い目標を掲げて

毎日ともに頑張ったS君、現在高校1年生です。

当時の面影を少し残しながらも、すっかり大人なさわやかイケメンに成長した彼。

東京六大学の附属中学という難関を突破して、学業とホッケー部で

とても楽しい高校生活を送っているそうです。

彼のことばやしぐさからは充実感や自立心があふれていて

スタッフ一同感激しまくり!です。

 

「今思えばあんなに勉強した日々はなかったなぁ。」

 

そうだね、6年生の君は夏休み朝から晩まで塾で勉強し、

煮詰まるとよく「走ってくる!」とランニングで気持ちをリセットしていましたね。

小学生で選んだ「受験」という試練が、間違いなく君を成長させました。

「これから大学受験に向けてさらに気合をいれていきます。」

 

マキバを思い出してくれてありがとう。

卒業していった生徒さんがこんなにも素敵に成長した姿を見られる幸せ。

 

帰ってきたくなる塾。

そんな場所が提供できることも私たちの誇りです。

 

 

共通テストから見えてくること

こんにちは

今年の共通テストでは、数学の問題が難化したと話題ですね。

文章量が多かったため、数学的な内容の難化ではなく、国語力と処理力の難化だったのではないかという意見もあるようです。

 

今回の数学の問題が適切だったか否かについてはさておき、長文から素早く的確に内容をつかみ取る力が求められているということは間違いないところではないでしょうか。

実際、社会に出てからは必要な情報は映像からではなく様々な文章から得ることの方が多いですよね。

 

では、その力をつけるためにはどうしたら良いのでしょうか。

読むスピードを上げることも1つですが、今日は読み直しをせずに1回読んだだけで内容を理解する。という点について考えてみたいと思います。

 

A:おじいさん目の前にいる。

B:おじいさん目の前にいる。

 

AとBではおじいさんの後の「が」と「の」違いしかありませんが、

Aでは、自分からおじいさんは見えているが、おじいさんから自分が見えているかは不明です。

Bでは、自分からおじいさんが見えているかは不明ですが、おじいさんからは自分が見えています。

たった1文字の違いで状況が全然異なってきますね。

 

また、

A:気孔葉の裏にあります。

B:気孔葉の裏にあります。

 

Aでは、気孔は主に葉の裏にあるように感じますが、

Bでは、気孔は葉の裏にもあるけれど表にも同じようにあってもおかしくないように感じますね。

 

もし、「が」や「の」、「は」のような助詞を読み飛ばして単語の拾い読みをしていると、その文章以外の前後の文章から状況を想像しなければなりません。

そうすると、1回では内容が頭に入らず、何回も読み直しをしなければならなくなり、読解スピードが遅くなる元になりますよね。

では、どのようにすれば、助詞を読み飛ばさずに正確な読解ができるようになるのでしょうか。

 

幼児期では、周りの大人が単語ではなくしっかりとした長い文章で会話を聞かせてあげること。絵本を繰り返し読んであげること。

小学生では、自分から様々なことを説明する機会を増やすこと。短くても良いので文章を書くこと。

などではないでしょうか。

 

マナビのマキバでは、幼児クラスから教科を問わず、一環として子ども達に自ら説明してもらう場面を多く設定しておりますが、国語の授業としても今春さらなるブラッシュアップを予定しております。

 

ご期待ください

ディベート本番

先日、生徒たちは約1週間の準備期間を経てディベート本番に臨んでくれました

(準備の様子はこちら

まずは始まる前に心構えを確認

相手をリスペクトする気持ちを大切に

論理的に審判を説得できるような議論や言動を心がける

今回は生徒たちから論題を募集し、多数決投票でこちらに決定しました。

論題「一人暮らしについて」

【ディベートフロー】

ディベートフローは、

書籍『頭を鍛えるディベート入門ー発想と表現の技法(ブルーバックス)』松本茂 著(講談社)

を参考にしています。

【肯定側立論の様子】

【否定側立論の様子】

↑↑↑写真手前の2人が審判役↑↑↑

白熱したディベートとなりました

生徒たちは、学んだことや気付いたことなどを振り返り、感想を述べてくれました。

例えば

①相手の話をよく聞く

②立論の根拠となるデータや資料の準備

③他者意識・他者視点

④自分の主張ばかりでなく、相手の立場に立ち、他者への気配り、気持ちに配慮した議論を行う

⑤準備を十分に行う

など

 

社会に出たときに、ディベートの経験が役に立つ場面は多々あります。

面接や会議・交渉・問題解決など

数国英理社5教科のみならず

生きたマナビも得られる

マキバならではの充実した授業です

随時新しい仲間を募集していますので

気になった方は

ぜひ下記へお気軽にお問合せください

お待ちいたしております

 

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