こんにちは、夏らしい暑い日が続いていますね
マキバのサマーセッション最後の2回はスプリングセッションに引き続き思考探究ゼミ『環境とSDGs』でした。
初日のテーマは「私たちの暮らしと水」
SDGsの中にも掲げられている目標「6.安全な水とトイレを世界中に」についても触れながら、自分たちの生活と水のかかわりについて考えました。
「自分たちはどんなときに水を使っているか?」
「もし断水になってしまったらどう生き延びるか?」
「1日にどれくらいの量の水を使っているか?」
という投げかけに対して、4~6年生の縦割りチームに分かれ、それぞれ高学年リーダーを筆頭に話し合って意見を出し合いました。
「お風呂が一番水を使いそう」「断水になったらお風呂は我慢しなくちゃね」と、自分なりの予想や断水時の乗り切り方などをチームで共有していました。
さらにトイレの話を深堀して「汲み取り式トイレ」の話をしたところ、予想通り「汚い、臭そう」などの声が聞かれましたが、それだけでなく「病原体などが発生しやすい」という衛生面にも目を向けた意見もでました。
二日目のテーマは「ゴミと3R」
「12.つくる責任つかう責任」に関連してゴミ問題を扱いました。
大量生産がゴミの増える一因であること、3R「リデュース(減らす),リユース(再使用),リサイクル(再資源化)」の中で一番大事なのはリデュースであること、分別がいかに大切であるかなどを映像で学んでいきました。
知っているつもりでも案外知らないこともあるようで、「へ~そうなんだ。」といった驚きの声も聞かれました。
「昨日、どんなゴミをどのくらい出したの?」という問いかけには、実際に自分たちがゴミ箱に捨てたものは思い浮かぶものの、生ごみのようなお母さんに捨ててもらっているものがなかなか出てこないなど小学生ならではでした。
これでは、ゴミの減量を言ってもピンとこないわけですね
ご家庭でお手伝いをしてもらう際などに、ゴミのことも話題にしてみると良いかもしれませんね。
最後に、今回学んだことを感じたことから作った標語をいくつかを紹介します。
・スーパーは 必要な物だけ 買う場所だ
・リデュースは 3Rの中で一番大事 忘れない
・レジ袋 買わずもらわず マイバッグ
・資源ごみ 分別するかで ゴミか資源か
・リユースだ 修理をすれば 役に立つ
二日間にわたって、こちらが働きかけなくともそれぞれのやり方で後輩たちを引っ張っていってくれる頼もしい5,6年生の姿が見られました。4年生のみんなも先輩たちに負けず元気に意見を出してくれていました。
学年を超えたディスカッションができる!思考探究の醍醐味のひとつですよね
冬には第3弾を予定しております。今から冬が楽しみです