“自ら学ぶ”実感算数を、目の前で見せてくれた2年生
こんにちは、教室長の佐田です
先週の土曜日は、小2の男の子と女の子の授業でした。
実感算数も後半を迎え、今まで培ってきた数量感覚や四則計算の本質的な意味、構成把握能力を十分に活用しながら理解を深めてくれています。
まずは小数の学習に入った女の子から。
分数の単元を経てきているため、様々な切り口で小数を捉えてくれています。
小数のたし算・ひき算では、年長~1年生時にドット棒を使い、1が10個集まると10、10が10本集まると100になるという十進法での数量感覚を十分身に着けていますので、
【1. 2-0.96】のような計算は、
→1から0.96を引くと0.04残る
→残った0.2と0.04をたすと0.24
と減加法を使って考えてくれています。
わざわざひっ算に書き直したり、数の大きさを見ずに位がずれてしまうことがないのですね。
また、下記のような小数の単位変換もこの通り。
私、全く説明しておりません!
1km=1000m、0.1が10個集まると1になるので、0.1km=100m
1時間=60分、0.1が10個集まると1になるので、ん~…0.1時間=6分!
と発見した時にとても嬉しそうな顔を見せてくれました。
また、0.5Lは1Lの半分だから5dLだそうです。ここで分数の学習が活かされていますね。
次に、小2の男の子は図形の学習。今回は四角形の特徴について。
このプリントに入る前に、十分に作図を通して図形の特徴を体感してもらっています。
台形の角を求める際、平行四辺形と違い、対角が等しくないことに気が付きました。
そこで折り紙を使い、同側内角の和が180°になること発見!
実際に自分の手を動かして発見したものは、単に暗記したもではなく、経験としてしっかり“記憶”に残りますね。
その後の多角形の対角線の本数を求める問題も、試行錯誤を繰り返しながらその法則を見つけてくれました。
毎週、新たな発見をしてくれるこの二人。来週も楽しみに待っているよ~!(^^)!