サマーセッション理社特別授業
今年もマキバのサマーセッションが始まりました。
今年度から始まった理科社会の季節講習(セッション)特別メニューでは、普段の授業ではなかなかできない実験や探究的グループワークなど、アクティブな学習を行います。
サマーセッション開始早々ですが、一昨日は小5の理科、昨日は小4社会と小6理科の授業を行いました。
小4社会では、「日本〇〇マップ」を作ろうをテーマにグループごとに興味のある事柄を調べて地図化し、発表までを行いました。
各班のテーマは「都道府県の鳥」「観光地」「災害(地震)」です。
どんなマップが書けるかみんなでリストアップ
チームごとにテーマを決定し、調べてマップに書き込み、最後はチームごとに発表しました。
小5理科では、「中和反応」について、
まずは、酸性・アルカリ性って何だろう。どんなものがあるのかな。から始め、リトマス試験紙やpH試験紙、pHによって色の変わるお茶(バタフライピー)で色の変化を確かめました。
酸性の水溶液を入れて色が変化したお茶が、アルカリ性の水溶液を加えると元の色に戻りました。酸性とアルカリ性がお互いの性質を打ち消しあう事だということが目で見て実感できたはず。
その後、中和は水素イオンと水酸化物イオンで水ができることを紹介し、教科書で良く出てくる塩酸と水酸化ナトリウムの中和反応をモデルを使いながら考えていきました。
1:1の液量で中和していた塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の塩酸を3倍に薄めたら、液量が何対何で中和するのか。案外間違いやすい問題をモデルを使って考えてもらいました。中和しているものが分子であることを実感として捉えてくれた様子でした。
小6理科では「入試に出てくる実験を試そう」と題して、(1)光合成に日光が必要であることを調べる実験、(2)光合成では二酸化炭素が使われることを調べる実験、(3)砂・砂鉄・塩・発泡スチロールの粒を分ける実験を行いました。
事前にテキストを調べても良いという条件で手順を書いてもらったものを参考にしながら、途中には何故この操作が必要なのかを確認しながら進めていきました。
実験の後にはもう一度、今回の実験の手順を思い出しながら整理してもらいました。
目の前で一緒に実験をすると、単なる暗記ではなく活きた知識になっていくことでしょう。