低学年の心にも刺さる「枕草子」 初めての古典探究講座が好評のうちに終了しました
小学2年生、3年生の皆さんを対象に、冬期特別講座「実感国語 マキバ流古典探究 枕草子」を二日間にわたり行いました。
始めて古典に触れるお子さんも多く、大人が読むような文庫本と見慣れぬ旧仮名遣いに始めこそ戸惑っていましたが、スライドによる解説とナレーションで一気に授業の雰囲気は古典モードに。
春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎはすこしあかりて……
有名な冒頭文を暗記してみんなで発表。
それを書初めのように和紙に書写し、額装しました。
どれも個性と味のある素敵な作品となりました。
3年生は、自分が思う「うつくしきもの」の発表も行いました。
「うつくしきもの」とは今でいう「かわいい」にあたります。
『僕が”うつくしい”と思うものは弟の寝顔です。』という発表もありほっこりしました。
1200年前の文章も、意外に自分の視点との接点が感じられて興味深く学習できたようです。
冬休みならではのとても楽しい講座でした。
また次回の季節講習でも楽しい学習の企画をご用意したいと思っておりますので
どうぞご期待ください!