夏休みの自由研究
こんにちは。
暑い日が続き、夏を感じる日も増えてきましたね。
今日は夏休みの定番、自由研究について考えてみたいと思います。
仙台市の「児童・生徒理科作品展」の審査は次のような観点で行われているそうです。
<研究の部>
- 研究のねらいがはっきりしているか
- 自分なりにくふうしているか
- 実験・観察・調査を積み重ねたり比べたりして結果を確かめている
- 結果を整理して分かりやすくまとめているか
- 結果から分かったことや考えたことをしっかりまとめているか
作品展に選ばれるかはともかく、上記の点を念頭にご家庭で楽しく実験していただければ、お子様の科学的な興味が深まるのではないでしょうか。
先日行われた全国統一小学生テストの年長さんの問題に、立体の切断面を問うものが出されました。やはり空間把握能力は大切と言うことでしょうか。
そこで、立方体の切断面がどうなるかを様々実際に試してみるというのも自由研究に良いのではと思いつきました。
お豆腐かメラミンスポンジを立方体に切り、特定の切り口で切った時に切断面がどうなるか、予想図と実際の図を描き、様々なパターンでどのような規則性が見られるか等考察してみても面白いのではないでしょうか。
お豆腐を使ったら夕飯に一緒に麻婆豆腐を作る、メラミンスポンジを使ったら一緒にお掃除をするなども楽しいですね。
もう一つ
結晶を作るのも楽しいかもしれません
以前、授業で見てもらうために結晶を作ったのですが、蒸発までに時間がかかりすぎ、何を溶かしたのか忘れてしまいました。
(塩の結晶) (ミョウバン)
でも、できた結晶がテキストの写真通りで子ども達からミョウバンだよね!と教えてもらったくらいでした。
結晶を作る過程で溶解度の違いなどにも気づくことができるのではないでしょうか。
失敗しても、なぜ失敗したのかは格好の考察事項になりますし、まずは楽しんでみることが大事ですね。