指先能力は一生もの!
こんにちは。スタッフの永浦です
先日、年長さんの授業で行ったちぎり絵でとても素敵な作品ができましたのでご紹介します。
左はA君が作った花火のちぎり絵です。右はBさんが家で作ったカボチャです。
どちらも折り紙を細かいところまで丁寧にちぎってあり、とても素敵な仕上がりですよね。
指先能力の育成が能力アップに大切であることは、ピグマリオンの伊藤先生も言われていることですが、ここ数年高学年のお子さんを見ていて改めてその必要性を感じることが多々あります。
脳地図での大きさを体の大きさに置き換えた脳外科医ペンフィールドのホムンクルスでも手の重要性は一目瞭然です。
それに加えて、学習すること自体が文字や図を描くという手の作業が中心となりますので、思ったように指先が動かないと『書くこと』が好きになれず、学習に対してのマイナスなイメージにつながってしまうのではないでしょうか。
また、理解力や発想力はあるのに成績が伸びない場合、答えを導き出すいくつかのステップの途中で混乱してしまうこともありますが、そのようなお子さんに折り紙を折ってもらったり折り紙をちぎってもらうと、思いのほか苦戦していることがありました。
逆に、折り紙がきれいに折れる。紙を裂くのではなくしっかりとちぎれる。はさみを上手に使えるお子さんは学習の際に粘り強く取り組めている場合が多いようです。
小学生になってからでも本人が意識して努力すれば器用になってくるかもしれませんが、幼児期こそ楽しく指先能力を伸ばせるのではないでしょうか。