1年生対象の実感国語特別講座「童謡の世界から言葉を体感しよう」を行いました。
こんにちは、マキバスタッフの佐田です。
昨日今日とあいにくの天気で、寒い日が続きますね
マナビのマキバは冬期講習期間で、今週は朝から夕方まで、授業や自習にくる子、受験直前で最後の追い込みをかけて机に向かっている子で溢れています。
今日は、小学1年生対象の実感国語冬期特別講座を実施しました。
第1講座の今日は、「童謡の世界から言葉を体感しよう」というテーマで学習します。
童謡は、美しい日本語を使用し、美しい日本の原風景を表現し、豊かな情景を想像させる、言葉を学ぶには最適の教材です。
まだまだ聴覚言語での語彙習得が中心となる1年生は、目で見て文字を覚えるのではなく、音で聞き歌うことで自分の声で発し、メロディーに乗せて言葉を浴びることでどんどん吸収してくれます。
今日は「夕焼け小焼け」をみんなで読みました。
1番の歌詞は知っている子も多く、曲を流すとみんな口ずさんでくれています。
この歌は1日の中のどの時間?という質問には、すぐに夕方!と答えてくれたみんなでしたので、じゃあ、夕方ってどんな色?と質問してみると、
「オレンジ!」
「赤!」
「混ざった色!」!(おっ、いいぞいいぞ)
「少し薄い灰色!だんだん暗くなるから!」
「ちょっと青!」
と、夕方の空の情景がみんなの頭の中に広がっていくのがわかります。
写真で切り取った映像ではなく、そこには自分が体験したこと、目で見たことを具体的に頭の中で思い出し(もしくは創造し)アウトプットすることで、活きた言葉が出てきます。
1年生、最初は緊張していましたが、後半には発言も増えてきました。
たくさんの人数の中で自分の意見を言うのもクラス制授業ならではの経験です。(今日の午後の実感国語2~3年生はしっかり保護者の方たちの前で発表していました。すごい!)
そんな経験も、実感国語の授業を通して行っていくことで、国語に留まらない“生きる力”が身についていきますね
後半は1月6日「小一、『論語』をよむ」を行います。
お楽しみに