スーパーピグマリオン年中さんの空間把握能力が、どんどん高まっています。
こんにちは。スタッフの佐田です
今週は夏休みが明けて通常授業に戻りましたが、夏休みの思い出や、自由研究にこんなことしたんだよなどの報告をたくさん聞くことが出来ました
みんな、充実した夏を過ごすことができて、一回り成長した顔つきになっていました
さて、そんな中久しぶりの授業だったスーパーピグマリオン年中のSちゃんです。
ピグマリオン歴も1年半になりましたが、現在、20までの数の加減の数認知まで学習が進んでおります。
今回の授業では、立体の方向知覚の問題に挑戦しました。
方向知覚の問題は、上下/前後/左右の3つの座標軸のうちどれか1つの視点で物を捉え、認識する知覚能力の一つです。
視野の広さ、構成把握能力や空間把握能力などを体系だったカリキュラムにて、この1年半、様々な刺激を行ってきていますので、大人でも「あれ?」と悩んでしまう問題でも、私があれこれ詳しく教えなくても、自分で考え答えを導き出してくれています。
平面の紙に書かれた立体の図を、上から覗き込むように見てみたり、左側から見てみたり。
Sちゃんには、この紙の中に、しっかり立体図形が組み立てられている3次元の世界が見えているんですね。
このような空間把握能力が高いと、思考力が高まります。
空間把握能力が高いので、図形や数の合成分解を行うことができ、Sちゃんが今行っている20までの数の加減も、答えを覚えたり、一通りの解き方で機械のように処理するのではなく、その数に合わせより最適な解決方法を考えることができるんですね!
数の学習は20までですが、試しに、8が4個でいくつになると思う?と8×4のかけ算につながる質問をしてみたところ、
「8と8で16。16に8を合わせると…16と4で20になるからあと4で…24。24と6で10が3つになるのか…」
と最終的に32という答えに自らたどり着いてくれました
たし算を補数を考えながら積み重ね、10のかたまりが3つできてなど、数を数字として見ているのではなく、数量を感じながらかんがえてくれているのがよくわかる時間でした。
秋からは100までの学習に進んでいきます。またどんな考え方を見せてくれるのか、楽しみですね!!!