習っていなくても、持っている力で問題解決!
こんにちは。
スタッフの永浦です
分数の割り算をご紹介するつもりでしたが、今週の授業でびっくりしたことがありましたのでご報告したいと思います。
幼児さんのころから通ってくれている小学1年生です。
「おねえさんといもうとで、あわせて49まいのはがきをかいました。おねえさんのほうが3まいおおくかいました。いもうとは なんまい かったのでしょうか。」
という問題で、最初は約半分の25枚と書いていました。
「お姉さんが28枚だと49枚より多くなるね。」と声をかけると、「あっそうか。」と再び考え始め、
「う~ん。そうか、3枚よけておけばいいのか!!」と言いながら見事正解にたどり着きました。
普通なら、小学校高学年で、線分図を描きながら一緒に考えていくような問題を、一人で図も描かずに解法を編み出してくれたのです
もう一問、「赤と青、合わせて75個のおはじきがあります。青いおはじきが5個多いとすると青いおはじきは何個。」という問題になると、
写真のように図を描いて、今度は10ずつ2つに分けていき、残りの15を条件に合うように分けてくれました。
もう一人も幼児さんから通ってくれている小学1年生。
こちらも、同様な問題をノーヒントで解いてくれました
解いている様子を見ていると、約半分にしてから条件に合うように数を操作していたようです。
二人に共通しているのは、難しい問題でも投げ出さず、持っている力を使って解いてくれているところですね
算数の解き方は一つではありません。
決められた、教えられた方法でしか解けないのではなく、持てる力を最大限に活用して解く姿勢が大切です
この力は大人になってからますます必要になってきますよね。