いくつになるかな?答えは「量」で考えよう。九九なしで理解できてしまう実感算数のかけ算。
こんにちは。今日は小学2年生の実感算数のようすをご紹介します。
小学校ではもう少しあと、秋から冬にかけて小2算数のメインイベント?!である「かけ算」の学習が始まります。
子どもの頃、九九の暗記に躍起になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
マキバではカリキュラムの順番が来れば何年生でも「かけ算」にチャレンジします。
みんな九九を知らなくても今まで学習して培った能力で対処できるうえ、
新たな解決方法をも見出してしまうのです。
こちらはドット棒を15×3に並べたものです。2年生のA君に聞くと当然答えは45。
ではどのように考えたのでしょう?
10を3個集めて30、5を3個集めて15、それを合わせたのだそうです!
じゃあ17×3では?
約5秒の沈黙のあと「51です。」とA君。
どのように考えたのか尋ねると、
「17は15の上に2個乗ってる数だから、15×3=45に2個×3で6を足したよ。」
なるほど!!説明もお見事。
数の上に数が“乗ってる”感覚がすごい。平面的な数字ではなく「量」として捉えています。
合理的で賢い考え方ですね。
九九も筆算もなく思考で解いたかけ算。次はどんな方法で解いてくれるかな?
脳力全開、また次週の授業が楽しみです。