まだ九九を知らないちーちゃんはこの課題にどう取り組むのか?!
こんにちは。講師の鈴鴨です。
6月に入り暑い日があったり、ひんやりした日があったりで、体調管理が大変ですが、マキバのみんなは元気いっぱい!
小学2年生の中にはそろそろ「かけ算」の学習に突入した生徒さんがいます。
今日は、わたくしと一緒に学んでくれているちーちゃんのお話です。
まずは一緒にドット棒を並べながら3の段。
3が1本で3、3が2本で6。「どうやって考えた?」『3と3足したの』
『3が3本で9・・・あ、正方形になった』(おおっ、すでに平方がわかるの?!)
『3が5本で、15。あ、半分だ。』
「なんの半分?」『10本あったら30だから、その半分。』
実感算数では5や10は量をとらえる上でとても大切な基本のかたまり。ちーちゃんにはその感覚がしっかりと身に付いているようです。
「じゃあ、3,000円のお洋服が半額だったらいくら?」『1,500円。お得だね』
「30,000円の腕時計が半額なら?」『15,000円。いいね』
「じゃあ300,000円のものが半額だったら?例えばなんだろ」『えっと、ネックレスとか?…15万円かぁ。高いから買わない!でも半額セールたのしいね』
いつしか女子トークになってしまいました。計算の力もさることながら、2年生にしてこの金銭感覚の確実さにも驚きです。
次なる問題は3×59、さあどうする、ちーちゃん。
じゃあお互い自由にやってみようか。
果たして彼女は50を3回足してから、9を3回足した27を加えて177に。
その27は10を3回足して1個ずつ引いているんだそう。
私は60を3回足して1を3個分引いて。
『かけ算っていろんなやり方あって楽しいねー』と待ってました!の素敵なリアクション。
こんな風にかけ算を学習してからなら、九九も呪文を唱えるだけにはなりませんね。
いろんな角度から考えるアタマを育てる実感算数。彼女のこれからの伸びに期待大!です。
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