実感算数で学ぶ≪かさの学習≫
こんにちは、今日は、1年生から3年生対象の実感算数の授業の様子についてお話します。
今日は、小学2年生の男の子が、水かさの単元に入りました。
≪水かさ≫は、高学年になっても、一生懸命暗記した内容(1L=100mL?1000mL?)を思い出そうとしている子が多くみられる苦手意識が強い子が多い単元ですね。
でも
実感算数で≪水かさ≫を学習した子は、みんな水かさが大好きなんです。
その理由がこちら↓
10mLを喉で味わいます。10mLは一口でなくなってしまうので物足りないですね。
次にこの10mLの計量カップ10個分で1dLになるということを実際に水を移し替えながら見ていきます。
1dLを作った後は、また1dL分のジュースを飲んでもらいました。
H君は、「ゴクゴクゴクって、ちょうど10回で飲めたよ!」
と嬉しそうに教えてくれました。もうこれで彼の中で10mLが10個分=100mL=1dLの認識が経験から身につきましたね。
これを1Lまで繰り返すと、
「えぇ~!!!次これ飲むの?」と1Lの計量カップに注がれた水を見て驚いていました。
1Lはたくさんすぎて飲めそうもない量だということもしっかり認識できました。
たっぷり喉と目で水かさの量認識ができるようになったあとは、様々な問題に触れて理解を深めます。
今日初めて水かさのmLやdLの単位を学んだ2年生の子が、1時間の学習が終わるころには、計量カップを片手にこれだけの問題を楽しそうに解いてくれました。
授業の最後には、「はぁ~楽しかった~」ととても充実し満足そうな笑顔を見せてくれました。
2年生のお子様は、これから秋にかけ、水かさやかけ算の学習にどんどん進んでまいります。
重要な単元が多い学年ですが、実感算数で楽しく新しい発見をしてくれることを楽しみにしています